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琵琶湖で毎年開催され、今年35回目を迎えた、「鳥人間コンテスト選手権大会」というテレビ番組を見られたことはありませんか? 今年は去る8月27日19時より、日本テレビ系列で放送されました。 実は全国ネットの特別番組として毎年放送されているこの大会に、過去2回出場したことがあるという特異な趣味の持ち主がCCTの会員の中に、いらっしゃいます。 人力で「空を飛ぶ」という夢とロマンを求めて、自らの手作りで挑んだ人が・・・ しかも浮上さえも至難の業であるという、人力ヘリコプター部門に出場し、3位の記録が残されています。 (注記)人力ヘリコプター部門は過去35回の大会中、3回のみの開催で、現在は行われて おりません。(今年は人力プロペラ機ディスタンス部門、人力プロペラ機タイムトライアル部門、 滑空機部門の3種目) 昨年人力プロペラ機に参加して注目を浴びた間寛平さんも、今年は滑空機部門に参戦しました。 |
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大会を前に自作の人力ヘリコプターで自宅付近の空き地で特訓中のCCT会員某氏 「鳥人間コンテスト選手権大会」は1977年に 第1回大会が開催され、人力プロペラ機部門では次々と記録が塗り替えられ、2008年に東北大学チームが樹立した36000mの最長飛行距離となっています。 人力ヘリコプター部門は2001年〜2003年まで、3回開催されており、以降参加者が少なく中止されています。 |
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@制作中のヘリコプターのローターに 使用される羽根の一部 A人力で浮上するためには、素材の 厳選とグラム単位の軽量化、併せて 最低限の強度が求められる。 B自転車式の足漕ぎ動力をローター の回転力に伝える運転部は簡素な 繊維強化樹脂などの部材で構成さ れ、極限の軽量設計がなされてい る。 C足漕ぎ用ペダルを人力で回転させ、 ローラーテェーンで頭上のローター の駆動部へと動力を伝える。 |
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2012年8月27日に放送された「鳥人間コンテスト2012」の模様 | |||
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ディスタンス部門は 36kmの最長飛行記録を持つ 東北大学チームが連覇 |
琵琶湖上空を飛ぶ 東北大学の飛行ルート |
滑走機部門優勝の 神奈川工科大学は 歴代最高501mを記録 |
間寛平さん、今年は 滑走機部門でも参戦 |
2012.9.29更新