2010.9.24全国放送
鳥人間コンテスト
 琵琶湖で毎年開催され、今年35回目を迎えた、「鳥人間コンテスト選手権大会」というテレビ番組を見られたことはありませんか?
今年は去る8月27日19時より、日本テレビ系列で放送されました。

実は全国ネットの特別番組として毎年放送されているこの大会に、過去2回出場したことがあるという特異な趣味の持ち主がCCTの会員の中に、いらっしゃいます。
人力で「空を飛ぶ」という夢とロマンを求めて、自らの手作りで挑んだ人が・・・
しかも浮上さえも至難の業であるという、
人力ヘリコプター部門に出場し、3位の記録が残されています。

(注記)人力ヘリコプター部門は過去35回の大会中、3回のみの開催で、現在は行われて
     おりません。
(今年は人力プロペラ機ディスタンス部門、人力プロペラ機タイムトライアル部門、
      滑空機部門の3種目)

     
      昨年人力プロペラ機に参加して注目を浴びた間寛平さんも、今年は滑空機部門に参戦しました
 
  大会を前に自作の人力ヘリコプターで自宅付近の空き地で特訓中のCCT会員某氏

「鳥人間コンテスト選手権大会」は1977年に
第1回大会が開催され、人力プロペラ機部門では次々と記録が塗り替えられ、2008年に東北大学チームが樹立した36000mの最長飛行距離となっています。
人力ヘリコプター部門は2001年〜2003年まで、3回開催されており、以降参加者が少なく中止されています。
@制作中のヘリコプターのローターに
  使用される羽根の一部

A人力で浮上するためには、素材の
  厳選とグラム単位の軽量化、併せて
  最低限の強度が求められる。

B自転車式の足漕ぎ動力をローター
  の回転力に伝える運転部は簡素な
  繊維強化樹脂などの部材で構成さ
  れ、極限の軽量設計がなされてい
  る。
 
C足漕ぎ用ペダルを人力で回転させ、
  ローラーテェーンで頭上のローター
  の駆動部へと動力を伝える。
 A
 
B
  C
 2012年8月27日に放送された「鳥人間コンテスト2012」の模様
       
ディスタンス部門は
36kmの最長飛行記録を持つ
東北大学チームが連覇
 琵琶湖上空を飛ぶ
東北大学の飛行ルート
 滑走機部門優勝の
神奈川工科大学は
歴代最高501mを記録
 間寛平さん、今年は
 滑走機部門でも参戦
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2012.9.29更新

2011.8.19全国放送
2011.8.19全国放送
2010.9.24全国放送