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コ
ハ 喜
ク
チ
ョ
ウ
に
飛
来
し
た
2024 年 2 月号
C C T
知っていますか障がいのこと
いざという時に
身体に障がいのある人は外見で分かります。
役立たつアイテム
でも外見では分からない視覚障がい、聴覚障がい、知的障がい、
精神障がい(発達障がい、自閉症)認知症等々あります。
彼らは両親や家族みんなの応援、ボランティアの人たちに支えら
れながら生活を送っています。どんな支援をすればいいのか、先ず
は身近なところから学習しましょう。
自宅などで病気や災害で倒れたーなどの緊急時に
どのようにして助けを求めれば良いのか。一人住ま
いの高齢者などが増えている現在、他人事ではなく
なってきた。そんな時、ある町内の防災防火訓練で
「笛」(ホイッスル)の効用について聞く機会があっ
たので紹介します。
参考となる童話を紹介したいと思います。
『ばあばは、だいじょうぶ』
呼子笛(よびこぶえ)は昔から「人を呼ぶ時に合図に吹く小さな笛」として
用いられました。現在は主に緊急時や避難時など防犯用・被災用に携帯す
ることが多いようです。①緊急事態の際に使用②災害時に居場所を知らせ
る③危険から身を守る―など。「声を出して救助を求めるより、呼笛を吹
くほうが遠くまで音が届き、体力の消耗が少ない」とのことでした。
緊急時は焦って慌ててしまい、身近な電話やスマホなどが使えないケー
スも多いといいます。その点、「呼笛」は簡単に吹け、「非常用呼子笛」は
100均などで手軽に入手でき、「イザという時に役立つ」アイテムのひ
とつとなります。防災グッズとして首から下げるなどして常に携帯するの
も安心・安全のうえからお勧めです。
作
絵
楠
章子
いしいつとむ
作者のお母さんが若年性認知症を
発症、15 年以上の介護経験を基に書
かれたお話です。
以前は障害者と表現されていましたが、今は害は悪い意味が
あるので平仮名で表しています。
一方、山登りやトレッキングなどを楽しむ中高齢者も増えていますが、
単独登山などでホイッスルは緊急時の命綱ともなりえます。滑落や転倒な
どで動けなくなった時、助けを求めるのに役立ちます。あまり体力を使わ
ずに遠くまで音を響かせることができるからです。
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